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コンビニが店頭で販売しているドリップコーヒーが売れ行き好調のようだ。2014年度大手5社合計売上で前年度の約2倍だとか。
確かに最近のコンビニコーヒーは低価格で比較的高品質になってきているので、カフェーチェーンや缶コーヒーの売上がダウンすることは予想の範囲。
実際、コンビニコーヒーを利用する人の約3割が缶コーヒーを買わなくなっていて、缶コーヒー市場は前年比で1.5%の減少。

そんな中、相変わらず好調なのがスタバでお店のレジはいつ見ても行列ができてる状態。
なぜ単価の高いスタバのコーヒーが流行るのか?!

BLOGOSの内藤氏が興味深い記事を書いてるのでご紹介。

以下、彼のブログから引用抜粋です。

コーヒーチェーンもコンビニの低価格コーヒーによって販売減の影響を受けるとしていますが、スターバックスコーヒーのようなお店にはほとんど影響はないと私は考えています。

その理由は、スタバのお客さんはスタバにコーヒーを飲みに来ているだけではないからです。

私も、独立して仕事をするようになってからは、外出時にはPCを持参し、ミーティングの時間の合間にスタバに入って、Wi-Fiをつないで仕事をするようになっています。コーヒーの味も確かに良いですが、コーヒーを飲むために入るのではなく、仕事をするために入り、ついでにコーヒーも楽しむという感覚です。

スターバックスのコンセプトは「サードプレイス(第3の場所)」です。マイホームと仕事場の間にある自分の3つ目の居場所という意味です。コーヒーを売っているのではなく、寛ぎの空間を提供していると言えます。

パソコンを使っている人だけではなく、書類の作成をしたり、原稿の修正作業をしたり、領収書の整理をしている人も見かけます。

自宅やオフィスでは気が乗らず、はかどらないことをスタバに来て一気に片づけているように見えます。これも「サードプレイス」ならではの活用法です。

スタバを使っている人は、コンビニで自分でコーヒーを入れて持ち帰る人とは、目的が異なるのです。

なるほど、お店を利用する目的が違うってわけですね・・・納得m(_ _)m